八甲田山 歩け歩け組

山行報告書

山行名 (山域名) 八甲田山・岩木山(青森県)
期間 2019年2月2日~4日 (宿泊、日帰り)
参加人数 4名
・行動記録   ( 凡例: 車===、徒歩—、飛行+++  )

2/2㈯ 名古屋小牧空港(800) +++ 青森空港(1000) === 八甲田山スキー場(1200,1600) === 酸ヶ湯温泉(1420)泊

2/3㈰ 酸ヶ湯温泉(0720)  — 八甲田山 大岳(1040) — 酸ヶ湯温泉(1300,1630)  == 小島旅館(1800)泊

2/4㈪ 小島旅館(1040) === 乳穂ヶ滝/ きくや商店/ 案山子/りんごの木/斜陽館  == 青森空港(1750,1905) +++名古屋小牧空港(2030) == 足立邸(2200)<解散>

・日誌

2月2日㈯
前日出発組は天候不良の為、青森空港に着陸できずに引き返すことになり、この日一緒に小牧空港を出発しました。
しかしこの日も青森空港上空は風が強く、出発時間を遅らせて出発することになりましたが、無事に全員到着出来ました。
空港でレンタカーを借りて八甲田ロープウェイに向かうも、残念ながらロープウェイは運休でしたので、私たち歩き組はゲレンデで遊んだ後に酸ヶ湯温泉にて宿泊しました。

2月3日㈰
予報より天気は良かったですが、午後から天気が下り坂なので、少し早めに出発して酸ヶ湯温泉から大岳のピストンに変更しました。
私は早くから身支度を整えていたのですが、準備の詰めがとても甘く初めてのスノーシューの装着に手こずり、随分と出発が遅くなってしました。
慣れない雪山ではありましたが、スノーシューのお陰で少しはそれなりに歩け、白い絨毯に青い空、どんどん大きくなるモンスターを見ながらスノーハイクを楽しみました。

しかし標高1300m位の斜度がある辺りから風が強くなり始め、足元のシュカブラはバリバリのエビのしっぽならぬ巨大マイタケの様になり、ガスって視界は悪くなり、頂上付近は初めて体感する程の暴風でした。
それでもGPSを確認しながら先頭を歩くリーダーのお陰で、無事登頂する事が出来ました。頂上は見たこともない景色で、すべてが灰色な雪の塊の世界。感動と同時に恐怖も感じました。

下山はアイゼンに履き替えました。斜度がある箇所はツボ足でスムーズに下山出来ましたが、その後は雪に足を取られてスピードが落ちてしまい、途中でスノーシューに履き替えました。スキー組は1時間以上早く到着した様でした。
翌日は岩木山の予定なので、夕方BC組とお別れをして嶽温泉に向かいました。小島旅館は昔懐かしい旅館で料理は品数が多くてどれも美味しかったです。なんと私たち4人の貸し切りでした。

2月4日㈪
この日の天気予報は平地で雨のち雪・最大風速20m/sだったので、どうするか前夜に悩んでいたのですが、朝もまだ結構雨が降っており雪崩の危険性が有る為に中止になりました。
その関係で朝食の時間で女将さんに無理を言ってしまいましたが、小島旅館さんはとても親切で本当に感謝です。そして朝食もごはん3杯食べてしまうほど美味しかったです。

岩木山の登山口を少し確認してのんびりと観光に出発!氷瀑を見るべく「乳穂ヶ滝」に向かうも残念ながら氷柱の状態でした。その後イカ焼きを食べに「わさお」に会いに行き、道中の道の駅に隣接した100年以上前に建てられた茅葺屋根のそば処「案山子」でお得なそばを頂きました。また道中で見つけた「日本最古のりんごの木」の看板に惹かれ樹齢139年のりんごの木を見てきました。その後「太宰治のふるさと 斜陽館」でBC組と一瞬合流し、定刻通り飛行機は運行されて帰路に着きました。

・感想

私にとって沢山の初経験をさせて頂きました。飛行機で山に行く準備。酸ヶ湯温泉での湯治場の雰囲気や混浴の千人風呂。快晴なのに一瞬にして過酷な空間になる八甲田山は本当に良い経験となり、過酷な状況下においてもスムーズに身支度が出来る様に精進したいと改めて痛感した山行となりました。翌日の岩木山が登れず本当に残念ですが、初めての青森観光も楽しかったので今回参加してとても良かったです。

参加者氏名 栗田・永田・長澤・西田
報告 西田恵

八甲田山 歩け歩け組” への1件のフィードバック

  1. 巨大マイタケ、って…すごいですねぇ。

    カテゴリが「山行速報」になってますが、「山行報告」ですね。
    個人名を載せるなら、会員限定にしたほうがよろしいかと。

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