折立~黒部五郎岳、雲ノ平周回

  • 山行名 折立~雲ノ平周回
  • 山域  北アルプス(立山、劔、黒部)
  • 期間  9/21~24
  • 参加者 Ⅿ淵

行動記録

  • 9/21  岡崎(13:00)==折立==折立ヒュッテ(18:00)
  • 9/22  折立ヒュッテ(4:30)ー太郎平小屋(8:00)ー北ノ股岳(10:00)ー赤木岳(10:40)-中俣乗越(10:20)-黒部五郎岳(13:10-13:40)ー黒部五郎小舎(15:00)     
  • 9/23   黒部五郎小舎(4:45)-三俣蓮華岳(6:15ー6:30)-三俣山荘ー黒部源流ルート‐日本庭園ー雲ノ平ー薬師沢小屋(11:35‐12:05)-太郎平小屋(14:15-14:30)ー折立ヒュッテ(17:00)=吉峰温泉=岡崎

日誌

9/21 折立ゲートが6時から20時までの通過のため前日出発とし岡崎を13時過ぎに出発し18時ごろゲート入口に到着。折立キャンプ場で熊の出現もありゲートでは注意を促される。ヒュッテでは車中泊。駐車場は連休中のためか何台も停車しており車中から人の気配も見受けられた。

9/22 歩き出しはヘッドライトで十分に登山道はわかりやすく危険なところもなかった。三角点ベンチで明るくなり、赤木岳辺りまでは快晴で薬師岳をはじめとし水晶、鷲羽、三俣蓮華、双六岳とオールスターズが見えた。その後急にガスがわいてきたかと思うと一気に一面真っ白に。黒部五郎岳登頂してもお先真っ白…
そこで、翌日の天気を確認すると明日以前に今晩から雨予報。気持ち打ち砕かれる。なので今が一番のいい条件だと思って粘ってガスが引けるのを待つ。しかし、わずかながらに槍の穂先が確認できただけであった。改善しそうにないためあきらめて小屋へ向かう。小屋で台風が発生し24.25日は台風による影響が出るかもと知らされ動揺。とりあえず今晩の休息の場を確保するためにテン場へ移動。どこに立てても良いくらいに空いていたが、一段降りたところにもテン場が確認できたので移動してみたら大岩陰の格好の良い場所をゲットできた。その後も一段降りたとこに誰も来ずほんとのソロテンだった。携帯は圏外のため台風は愚か天気は確認できないまま明日の対策を練る。そして不安の中就寝。

9/23 雨音はなく、テントも濡れていない。ん~。急いでテントを撤収し、まずは携帯電波の飛ぶところまでと歩き出すが星が見える。星が見える=晴れ?あれ?晴れ?ん、ん、んんー
1時間近く歩くと稜線に出る。やっと天気が確認でき今日一日は確実に持つことがわかる。そのため、予定していた水晶、鷲羽をあきらめて黒部源流ルートから雲ノ平へ抜けていき本日中に下山することを決める。
すると、三俣蓮華岳手前でひょっこり雷鳥が目の前に飛び出てきた。意外と逃げたりしないので良いショットをゲット。テンション上がりまくりで三俣蓮華岳に勇み足で行くと昨日見たオールスターズがまた確認できた。日の出前のため槍はシルエット状態だがしっかり目に焼き付けることができた。その後、三俣山荘へ下っていくとまたガスガス。源流ルートも白かったが沢の流れる音とわずかに見える始まりかけてる紅葉の景色だけで癒された。ガスはその辺りだけらしく雲ノ平に抜けていくと快晴で水晶岳のアピールが凄かった。何度も振り向きパシャリ。
雲ノ平の木道を過ぎてからの薬師沢小屋までの岩岩ルートは滑らない岩がないほどにぬめっているため気力と体力を奪われた。下りよりも登りで使うほうがまだましかもと思えた。その後も 薬師沢小屋 からの急登ルートで心折れまくった。
しかし、登り切ったあとは心地よい木道ルートで苦しかったことを忘れて明日薬師岳に上ってから帰ろうかと、ふと考える。でも、太郎小屋へ着くと別のお方が台風なので今、太郎小屋泊をキャンセルしたところだという話が耳に入りそのまま下山することとした。
下山後は吉峰温泉を利用する。

感想

山岳会に入ってY本さんに心残る山は黒部五郎岳と聞いてから、ずっとしたためてきた思いを実行にできたことが何よりうれしく思う。黒部五郎は私の中でも1番のお気に入りのお山になりそうです。

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