211119-21_鈴鹿セブンマウンテン縦走

11月19日(金)〜21日(日)で鈴鹿セブンマウンテンの縦走へソロで行ってきました。前回はGWで2日目に雨に降られましたが今回は天気にも恵まれ気持ちよく歩けました。

1日目
椿大神社の登山者用駐車場に車を停めバスと電車で西藤原駅へ。会社の研修で藤原岳登山をしている若い人たちに追いつかれては休憩の間に先行を繰り返し八合目からは健脚の見知らぬ先輩に付いて行き脚を使い過ぎた。藤原岳から先は殆ど人に会わず静かな山行を楽しめたけど前半の無理が治田峠から出始めペースが上がらない。久しぶりに攣りかけた脚を騙し騙し竜ヶ岳へ。何とか計画した時間よりも早く着けたけど、この日の計画は到着が日没時刻。石榑峠の水場は枯れかけていて手の届く所では水が取れず岩場をよじ登り何とか確保して明るいうちに幕営地でテントを設営できた。幕営地にはソロと思われる先客のテントが一張。日没を過ぎると気温がぐっと下がりこの日はせっかくの月食なのに寒さでずっと観ていられず夕食を作りながらチラチラと観た程度だった。

一座目
これから歩く稜線
二座目
石榑峠からの夜景

2日目
前日は月食が終わるか終わらないかには眠りについたので早めに起床。前日の脚が心配だったので早めに出発。石榑峠のミネラル豊富?の水のおかげか問題なく歩けた。予定より30分早めの出発だったけど三池岳には予定より1時間早く到着。なかなか調子がいい。金山、水晶岳を周り根の平峠に着いた時にはほぼ2時間先行。ここで予定通り杉峠下の幕営適地へ行くか予定を変え御在所岳を踏んで行くか悩み最終日を楽にすべく御在所岳をチョイス。国見岳への急登を登りながら御在所カレーうどんを食べる余裕がないことに気づきやや落胆するも国見岳から国見峠を経て山上公園へ。晴天の休日とあって沢山の観光客で賑わっていた。日帰り山行の登山者もチラホラ。ゲレンデの途中にザックをデポして御在所岳登頂の証拠写真を撮ったら上水晶へ下り幕営地へ。週末だし天気も悪くないから先客のテントで幕営地が埋まってないか心配したが着いてみればまさかのゼロ。見晴らしのいい場所にテントを設営し山上公園で仕入れたビールで乾杯。

三座目
四座目

3日目
雨乞岳で日の出を見ようと早めに起床。雨乞岳への登りの朝露を警戒してレインウェアを着込んで出発したが予想に反して朝露は少なく濡れずに登ることができた。雨乞岳に到着するとちょうど日の出の時間となったが雲が多くご来光はなかったもののオレンジ色に染まる朝焼けを堪能することができた。東雨乞岳からはコクイ谷出合コースへ進み雨乞岳へ向かう登山者と挨拶を交わしながら武平峠を目指す。この日も沢山の登山者が入山していた。武平峠で小休憩を入れて鎌ヶ岳へ。こちらも沢山の登山者が行き交い賑やかな登山道となっていた。鎌ヶ岳へ着いてこれから歩く稜線を見る。あと少しだ。鎌尾根の鎖場を過ぎると登山者の姿はなく入道ヶ岳へのアップダウンを黙々と歩く。これでもかとピークを踏ますコースに心が折れかける。一番緊張したのは、きのこ岩のザレ場。巻道を使わず直登したが途中から巻道を使えば良かったと後悔した。水沢峠からもアップダウンが続くが所々に現れる赤い紅葉を楽しみながら一歩一歩入道ヶ岳へ向かう。最後の急登を登る頃には今回の縦走の思い出が走馬灯のように思い出される。入道ヶ岳の鳥居が見えると駆け出したい衝動に駆られるが足が動かない。やっとの思いで入道ヶ岳の鳥居に辿り着くとご褒美の絶景。しばし景色を楽しみ北尾根から下山。日が短い中での縦走であったが歩き切ることができ経験値を上げる山行となった。

雨乞岳からの朝焼け
五座目
六座目
七座目 入道ヶ岳

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