期間:2024年4月28日~5月3日(6日間)
活動記録
1日目(晴れのち曇り)
六田駅(10:17)─0:50─吉野神社(11:07)─0:50─金峯山時(11:57)─1:00─吉野水分神社(12:57)─0:23─高城山展望台(13:20)─0:25─金峯神社(13:45)─2:45─足摺宿(16:30)─1:00─二蔵宿(17:30)避難小屋泊
2日目(曇りのち雨)
二蔵宿(5:30)─0:50─大天井ヶ岳(6:20)─0:50─五番関(7:10)─0:50─今宿跡(8:00)─0:35─洞辻茶屋(8:35,9:00)─0:55─西ノ覗(9:55)─0:15─大峰山寺(山上ヶ岳)(10:10)─0:30─小笹ヶ宿(10:40)─1:15─明王ヶ岳(11:55)─0:55─大普賢岳(12:50,13:10)─1:20─七曜岳(14:30,14:50)─0:55─行者還岳(15:45)─1:15─行者還ノ宿(17:00)避難小屋泊
3日目(雨)
行者還ノ宿(5:35)─1:10─一ノ垰(6:45)─1:20─聖宝ノ宿跡(8:05)─1:10─弥山(9:15,9:35)─0:25─八経ヶ岳(10:00,10:05)─0:15─明星ヶ岳(10:20,10:40)─0:45─五鈷峰(11:25,11:45)─1:10─楊枝ヶ宿小屋(12:55,13:30)─0:50─仏生嶽(14:20,14:30)─0:50─孔雀覗(15:20,15:40)─1:05─釈迦ヶ岳(16:45,17:00)─0:40─深仙ノ宿(17:40)ツェルト泊
4日目(雨)
深仙ノ宿(5:55)─1:40─天狗山(7:35,7:45)─0:55─天狗の稽古場(8:40,8:50)─1:30─涅槃岳(10:20,10:40)─1:10─持経の宿(11:50,12:30)─0:50─平治の宿(13:20,13:40)─0:55─倶利伽羅岳(14:35,14:55)─1:35─行仙岳(16:30,16:50)─0:20─行仙宿小屋(17:10)小屋泊
5日目(曇り)
行仙宿小屋(5:35)─1:10─笠捨山(6:45,7:05)─0:45─地蔵岳(7:50,8:10)─1:00─香精山(9:10,9:15)─1:05─如意宝珠岳(10:20,11:00)─2:40─玉置山展望台(13:40,13:45)─0:35─玉置神社(14:20,14:25)─0:15─玉置神社駐車場(14:40,15:10)─0:30─玉置辻(15:40)ツェルト泊
6日目(曇り)
玉置辻(5:45)─1:20─大森山(7:05,7:25)─0:45─五大尊岳(8:10,8:25)─1:35─大黒天神岳(10:00,10:10)─1:30─吹越山(11:40,11:50)─0:50─七越峰(12:40,12:50)─0:50─備崎(熊野川渡渉ポイント)(13:40,14:40)─0:20─大斎原(15:00,15:20)─0:20─熊野本宮大社(15:40)
食料計画
1日目
朝食:自宅でパンと牛乳
行動食:えびピラフ(尾西)、一本満足バー1.5本
夕食:白米(尾西)、親子煮(アマノ)、炒め野菜汁(アマノ)、鶏のささみくんせい(雲海物産)2本
2日目
朝食:サッポロ一番しょうゆ味、魚肉ソーセージ 1本
行動食:五目ごはん(尾西)、一本満足バー1.5本
夕食:白米(尾西)、かに雑炊(アマノ)、なめこ汁(アマノ)、鶏のささみくんせい(雲海物産)2本
3日目
朝食:サッポロ一番塩ラーメン、魚肉ソーセージ 1本
行動食:えびピラフ(尾西)、ミックスナッツ 、弥山小屋でビール(350ml)1本
夕食:白米(尾西)、さけ雑炊(アマノ)、豚汁(アマノ)、鶏のささみくんせい(雲海物産)2本、弥山小屋で買ったビール(350ml)1本
4日目
朝食:サッポロ一番しょうゆ味、魚肉ソーセージ 1本
行動食:松茸ごはん(尾西)、ミックスナッツ
夕食:おでん、刺身、うどん(行仙小屋賄い)、どん兵衛、鶏のささみくんせい(雲海物産)1本、ビール(350ml)2本
5日目
朝食:うまかっちゃん(袋麺)、魚肉ソーセージ 1本
行動食:えびピラフ(尾西)、ミックスナッツ
夕食:白米(尾西)、牛肉の卵とじ(アマノ)、とうふ汁(アマノ)、鶏のささみくんせい(雲海物産)3本、玉置神社駐車場で買ったビール(350ml)2本
6日目
朝食:サッポロ一番塩ラーメン、魚肉ソーセージ 1本
行動食:赤飯(尾西)、ミックスナッツ、一本満足バー
宿泊地について
1日目 二蔵宿避難小屋
遅い出発(早朝、吉野駅発の方は山上ヶ岳の宿坊か小笹ノ宿まで進む)と中日が雨予報ということもあり
二蔵宿には私ともう一人とテント泊1人だった
水場は二蔵宿からほぼ水平移動で往復15分ほど
2日目 行者還ノ宿避難小屋
途中から雨が降り始めたが行者還ノ宿は私がついたころは8割ほど埋まっていた、二蔵宿でテント泊した方は
土間で宿泊することに
水場は行者還ノ宿手前5分くらいの所にあったがホースからは出ておらす10mほど上部まで登り確保
3日目 深仙ノ宿ツェルト泊
雨とはいえシーズンのため深仙ノ宿の避難小屋(収容人数5~6人)はすでに満員、小屋横の幕営適地も、
すでにテントが張られていたが深仙ノ宿前に空きがありツェルトを張れた
水は雨が降っていることもあり香精水(ちょろちょろ)を確保
4日目 行仙小屋
雨の中、辿り着いた行仙小屋は8割ほどの先客、小屋の管理人(この日は2人)から、おでんや刺身の賄いが出て
ありがたかった小屋はストーブが焚いてあり周りにはソックスやタオルなど雨に濡れた衣類を乾燥させていた、
また、濡れた靴を乾かすための新聞紙も渡され翌日は気持ちよく靴に足を入れることができた
水も近くの沢から担ぎ上げてもらったものを使わせてもらい大変助かった(協力金2000円)
5日目 玉置辻ツェルト泊
玉置神社から30分ほど進んだ玉置辻にツェルト泊 先客が2人テントを張っていた(2人とも翌日2時頃出発)
玉置辻からもう少し進んだ林道終点にも幕営適地あり
水は玉置神社で確保、ついでに玉置神社の駐車場まで行ってうどんを食べ晩酌用のビールも確保
その他
・ポカリ(500ml)2本、水(500ml)2本
・OS-1 (500ml用)7包
・アミノバイタルゴールド 5包
・マルチビタミン/ミネラル(DHC)
・スティックコーヒー 8包
・モバイルバッテリー(20000mA) 、充電ケーブル
・ツェルト(2人用@アライ)、グランドシート、銀マット、トレッキングポール(2本)
・シュラフ。インナーシュラフ、シュラフカバー(EscapeBivvy@SOL)
・ザックカバー、レインウェアー、ゲイター
・コッヘル、カトラリー、バーナー、ガス(パワーガスIP-250T新品@プリムス)
・真菜板、ナイフ、救急セット、コンパス
・携帯トイレ(1個)、スコップ、トイレットペー
・着替え(Tシャツ、ズボン、下着上下、靴下)、タオル
反省点
・出発時、ザックの重量が17kgになったので軽量化が必要
・雨に濡れた靴を乾かすために持って行った新聞紙を袋に入れ忘れたため濡れてただの重しになった
・行動食は尾西のアルファ米で足りたので一本満足バーが大量に余った
・行仙小屋の予約(管理人の自宅)が六田駅降車後になり行仙小屋へ情報が行ってなかった
工夫点
・ポカリのペットボトルに尾西のアルファ米やフリーズドライの戻しに必要な水量の印をつけ炊飯ミスを防いだ
・新宮山彦グループのマップを持参し小屋や水場など縦走に必要な情報を都度確認できた
(コース上は携帯の電波がほとんど届かない)
所感
浜名湖アルプスの縦走に始まり鈴鹿セブンマウンテンでツェルト泊の練習を経て挑んだ大峯奥駈道
それでも六田駅を降りた時は本当に行けるのか不安だったが、日を追うごとに知り合いも増え励ましあいながら
縦走を楽しむことができた
玉置神社へ着く頃は「あと1日で終わってしまうのか」と既に縦走ロスが始まるほど、この縦走は私にとって
思い出深い山行となった 特に最後の渡渉を渡り切ったときは達成感が半端なかった
この山行で二人の女性と知り合うことができた、山上ヶ岳はご存知の方もいると思うが女人禁制のため、五番関で一旦降り柏木から登り返したとのこと、恐らく120kmくらい歩いていると思われる、かなりの健脚さんだ
大峯奥駈道は吉野から熊野本宮大社までを歩く人が多く、長期の縦走となるため自然と仲間意識が生まれる縦走路だと感じた
機会があれば、また歩いてみたい 次はテントを担いでより快適な山行にしたい