日時 | 2024年8月4日(日曜日) |
山域 | 岐阜県本巣市能郷 |
参加者 | Y本(哲)、K田(だ)、M(さ) |
日程
8月3日 | K田宅(0435) === 豊田東IC === 美濃加茂SA(0540)<合流> === 道の駅うすずみ桜の里・ねお(0555,0630)< 他の山岳会と合流> === 黒津堰堤P(0700,0725) — 遊び谷堰堤(0830)<沢へ降りる> — 黒津堰堤下(1300,1330) === 道の駅ねお(1350,1440)<昼食> === 美濃加茂SA(1535)<Mさん降車> === 豊田東IC(1620) === K田宅<解散> |
日誌
K田くんの呼び掛けで企画された三河の山岳会合同山行沢登りに参加してきました。
K田くんの新居に自分の車を停めて出発。美濃加茂SAから奥に入り、道の駅に車を停めたMさんと合流。山県ICで高速を降りて薄墨桜と酷道で有名な根尾の山奥へ。道の駅ねおには既に他の山岳会メンバーが集っており、我々が最後だった。豊川さんは前泊したそうで、夜は暑くて眠れなかったとか。
山岳会合同ということで、計7台の車で黒津堰堤へ向う。能郷白山へ向う酷道をそろそろと走る。対向車が来てもすれ違えない道で、谷側にはガードレールなどはない。
朝なのでさすがに対向車は来なかった。黒津堰堤には広い駐車スペースがあるので、そこに車を停めて準備する。
最初は今、走ってきた道路を歩いて下流の堰堤へ移動する。朝から暑いが、木陰なのでまだマシか。たまに車が来るので気をつかう。ちょうど一時間歩いた所で、下に堰堤が見え、斜面の緩そうな所を下って河原へ降りた。
川は広く、堰堤と堰堤の間なので流れは分からないほど緩い。そのせいか河床の石にはコケがびっちりと着いており、気をつけないと滑って転ぶ。標高が低いからか、水はさほど冷たくなく(鈴鹿の沢より温いくらい)、途中で何度も泳いで突破する箇所もあるが辛くない。ただし泳いで渡らなければならない距離はそれなりにあるので、ライフジャケットなどがあれば安心だろう。実際、岡崎以外のメンバーはほとんどがライフジャケットを装備していた。その泳ぎの所で、FKさんがパニクって騒ぎだし、溺れそうになっていたらしい。
歩いて泳ぎ、また歩いて泳ぎを繰り返す。途中に古いトラックの残骸、それほど古くない車(軽?)の残骸があった。右岸にある酷道418号には「落ちたら死ぬぞ」って看板があったそうで。途中には少ないがゴーロ、巨石帯もあった。黒く苔の付着した石の上は滑ってしまってとても歩けないので、それらを除けながら歩く。また、飛び込みポイントではMさんが5mの高さから飛び込んで喝采を浴びた。度胸のある人だ…。
途中で2回ほど大休止をしたが、陸上で止っているとブヨがどんどん集まってきて、油断するとチクリとやられる。中盤以降はとにかくブヨが多かった。帰宅後、両腕に合計10箇所ほどの刺し(咬まれ)跡があった。スプレー式の虫除けを持参するべきだった。刺されないよう気をつけていたつもりだったが…。
4時間ほどで黒津堰堤の下に着く。右側にうまい具合にゴーロがあって、それを登って堰堤の基部に上れた。そのまま堰堤の上の広場に出れば駐車した車に着く。靴を脱ぎ、着替えが終ったところで雨が降り出す。急いで車に乗り、我々が最初に出発した。
おなかが空いたので、道の駅ねおの小さな食堂で遅い昼食にした。Mさんが誕生日だという事が分かり、K田くんが昼食代を奢ってあげた。美濃加茂SAでMさんと別れ、我々は岡崎へ向った。
感想
ブヨが多い事を除けば、誰でもいける楽しい沢だった。登攀要素はほぼ無い。釜をいかに楽して突破するか、持参する道具を工夫すればもっと楽しく遡行できると思う。
山岳会合同山行ということで、とっても賑やかな山行になった。私の知った顔が見られなかったのと、岡崎から3名しか参加しなかった点は残念だった。