日時 | 2024年9月14日 ~ 15日 |
山域 | 中ア・百越山東面 |
参加者 | K林、Y本哲 |
日程
2024-9-14 | 岡崎(0430) ==R153== 林道横根山線・ゲート前(0715) — 中小避難小屋(0840)<デポ> — 取水施設(0855)<入渓> ~~~ 中小川出会(0915) ~~~ 1582m地点(1105) ~~~ 1784m地点(1245) ~~~ 1954m地点(1330)<引き返す> ~~~ 1784m地点(1415) ~~~ 1582m地点(1520) ~~~ 取水施設手前・林道に出る(1625) — 避難小屋(1640)<泊> |
2024-9-15 | 中小避難小屋(0500,0715) — 林道ゲートP(0745) === 道の駅・いいじま(0825) === 道の駅・信州平谷(1010,1100)<入浴> === 岡崎(1245)<解散> |
日誌
湯俣川と伊藤新道をこの三連休に計画していたのだが、日曜に大雨の予報。せっかく準備したのだから、どこか日帰りでもいいから行きませんか、という話になり、結果、K林さんのホームグラウンド(?)である与田切川に行くこととなった。
早朝に自宅でピックアップしてもらい、飯田街道をひたすら北上する。松川で中ア側の山道へ入るが、林道ゲートまではさほど遠くない。水力発電所の工事をしているため、ゲート手前の広い道に路駐して出発する。本来ならシオジ平自然園まで入れるらしい。ただ、ここから百越山に上るルートが廃道化しているため、登山者はほとんど来ないらしい。
土曜日だったので、ゲートと小屋の中間くらいで導水管の埋設工事を行っていた。道中、入山禁止と書かれた看板をいくつも「あえて無視して」登ってきているので、工事の手を止めてしまい、ちょっと罪悪感に苛まれる。45分ほどで中小避難小屋に到着。工事資材や道具が少々置いてあるが、それでも十分な広さがある。小屋自体も建てて間もない感じだ。仮設トイレも目の前にあり、枝沢が道の向いに流れているので、そこから水も汲めるいい場所。
幕営用の装備類を小屋にデポし、身軽になって再出発。すぐ先に取水施設と思われるコンクリの建物があり、そこから入渓する。中アらしい白い花崗岩のゴーロ帯が続く。水は冷たいが入れないほどではない。登山大系にも「ゴーロ帯が延々と続く」との記載はあったが、その通りで登攀するような滝はなく、ゴルジュもなかった。途中3名の若者が前に現れてちょっとびっくり。帰りも会ったのだが、どうやら釣り目的のようだ。
少しでも浅い所を探して何度も渡渉しながら上流へ向う。川の両側は林になっており、ほとんどの場所でいつでも川から出られるが、登っている時は暑いので、なるべく水の中を歩くようにした。
次に来る時のために、良いテン場を探しながら歩いたが、広い場所は少なく感じられた。奥念丈岳に行くならそれなりに上にテントを張りたいのだが…。途中の釜には岩魚らしき魚影もあった。釣り目的で登るのもいいかもしれない。
K林さんが詰めを確認したいというので1330まで登る。このまま鞍部に抜けられそうなのを確認し、下山にかかる。登っている時も右手にピンクテープを何度も見ていたので、巻き道っぽいものがあるかと、途中から川から外れて笹藪や林間を狙って歩いた。確かに川に入らずに行けた所もあった。たぶん釣り師向けのマーキングだろう。
暗くなる前に小屋に到着。下山中、雨が降ったり止んだりしていたので、装備は小屋内に干した。着替えを済ませてビールで乾杯し、K林さん作のうどん鍋を頂いた。
翌朝、雨が降る前に下山したかったので5時に起床。ラーメンを昨日の鍋に追加して食べる。片付けと掃除を済ませ7時前に小屋を出発。帰りはすぐにゲートに着いた。
車で走り出すと雨が降ってきた。Kさんのお勧めでリンゴ園に立ち寄るがもちろんまだ開いてない。自動販売機があって、そこでシナノプッチという品種のリンゴをお土産に買う。道の駅信州平谷に来た時にちょうど10時になったので、そこで風呂に入ってから岡崎に帰った。
感想
湯俣には行ったことがないので雨天中止は残念だったが、未経験の綺麗な沢を歩く事ができた。工事は年度末で終わる予定らしいので、来シーズンには沢中泊で行ってみたい。