241231-250101_年越し登山 杓子山

日時2024.12.31-2025.1.1
山域富士山外輪山 杓子山付近
参加者西田親子

日程

31日自宅(0400) =登山口付近駐車(0800) -大平山登山口(0815) - 飯盛山(0845)- 大平山(0925) - 平尾山(1005) -石割山 (1050) - 二十曲峠(1125)- 加瀬山(1220) -子ノ神(1405) -幕営地(1455)<泊>
1日幕営地(0630) - 杓子山(0700) - 1410P(0735) - 1292P(0815) - 向原峠(0840) - 相定ヶ峰(0925) - 倉見山(0950) -厄神社(1050) -回収地点(1120) = ふじやま温泉(1215) = 自宅(1930)

日誌

毎年恒例になっている富士山外輪山の年越し登山。もう終盤に掛かっている今年は、去年の宿題である杓子山付近。
息子が希望してくれたので2人で行ってきた。奇跡的に2セット持っている冬山テント装備を分担するに当たって、軽いザックに小さくて重い物を息子に。私の雪山用の重いザックには大きくて軽い物を入れた。
この日は朝から富士山が焼けてとても綺麗だった。石割山まで終始振り返ると裾野が広がる雄大な富士山が見えていた。東海自然歩道が通る登山道は整備されていて歩きやすい。それでも固い地盤に砂がのった斜面はステップが無くて重い荷物で滑って辛かった。

大平山からの富士山


石割山からは左手に富士山を見ながら二十曲峠まで急な斜面を降りる。日陰に入り大きな霜が固まり足場が悪い。溶けたらきっとズルズルになってもっと辛かろう。
二十曲峠を越えてからが本番。相変わらず滑りやすい砂の斜面は急になり岩場まで混じりだす。風も強くなり休憩も取りにくい。左手に富士山が励ましてくれているのに中々高度が上がらない。何度も小休憩を要望してやっとの思いで稜線に上がった。
杓子山頂上でテントを張るつもりでいたが、先客が居たら面倒だし、そもそも適地なのかも分からない。歩きながら適地をチェックし、頂上直下2個手前のコルで張る事にした。
夜間上空はそれなりに強風がうるさくて思ったより安眠出来なかったが、風が抜ける頂上で張らなくて良かったと思う。

樹林帯の中でも富士山が見える場所を選んだ

翌朝も頂上直下、もう30秒も歩けば頂上って箇所に展望がよく効く場所があった。しかも稜線から2m位低いだけで無風。賑やかな声が聞こえる頂上とは違い静かで穏やかな初日の出を迎えることが出来た。雲が沸くことなく、海から上がる見事な日の出だった。

息子は山で迎える日の出は初めて


頂上に行くと風は強いし大きなテントもあるし15人程かな大勢で賑わっていた。色々が成功した!と自己満足に浸りながら、やはり人気の山とても良い景色だった。
予定時刻に息子と別れて私は稜線繋ぎに破線ルートに進む。踏み跡が少なく落ち葉も多くて足場が分かりにくいし、特有の地面で急登部分は気を使った。昨日より荷物が軽くなっているのが救いだ。
向原峠から倉見山はとても歩きやすい稜線と左後ろに見える富士山がまた見事だった。杓子山以降誰にも会わず頂上でのんびりと過ごした。

富士八景の一つ倉見山からの富士山


倉見山からの下山はまたまたよく滑る斜面で疲れながら厄神社に着くと、神社スタンプラリーとやらで大勢の人が走っており、その列に交じってしまったひとり大きなザックを背負って歩く私への視線が痛かった。

感想

サッタ峠から続いている外輪山繋ぎも東側にやってきた。どの山域からも富士山は見事で山から見下ろす地形もそれぞれに良い。今年はまさかの息子と行けた事がとても良かったし、毎年付き合ってくれる仲間が居る事にはとても感謝。
残りは金時山まで繋ぎます。同じ山には同じようには行かないと思うけど、まだ軌跡繋ぎは続くので機会があれば是非一緒に富士山見ませんか?

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