250323_念願の部子山登頂!(図らずも周回成功)

日時2025年3月23日(日)
山域白山周辺
参加者N島、A立、K田、O田

日程

3月23日岡崎(2:30)==岡崎IC(2:45)==米原JCT(4:00)==福井北JCT(5:00)==勝山IC(5:20,5:40)==大野IC(6:00)==宝慶寺登山口(6:15.6:30)–前山(9:00)–銀杏峯(10:00,10:30)–部子山1,464m–宝慶寺登山口(16:15,16:30)==ルポの森(17:15,18:30)==福井IC(18:45)==南条SA(19:00,19:30)==岡崎IC(21:30)

日誌

3/23(日) 天気:曇りのち晴れ

山登りにトラブルは付きものだが、今回は山に向かう前から問題発生!入山日の数日前に何と国道158号で大規模な土砂崩れがあり通行止め。東海北陸道の白鳥から福井県に入れなくなってしまった!山行中止も頭をよぎったが天気もまずまずの予想で何とか決行したいと思い、急遽北陸道から福井に入る計画に変更した。
当日の夜中に岡崎に集合したが、そんなに寒くない。ポカポカ陽気の山行を期待して出発。福井県に入り、途中の道の駅「勝山」でトイレと行動食の買い出しを済ます。スキー客か登山客か分からないが多くの車中泊者がおり満車に近い状態。道端に積雪がかなり残っており、福井で推しの恐竜もまだ雪の中。

勝山から大野に入ると夜が明けて来て、まだ雪が残る田んぼ道の先に荒島岳や本日登る部子山が現れ、とても素晴らしい。程なくして登山口に到着。1年前は雪が無く、いこいの森キャンプ場の駐車場まで車が入れたが、今年は積雪が人の高さくらい残っているので、宝慶寺で通行止め。道路脇にスペースがあるが、数カ所に分かれても10台が精一杯といったところ。荷支度をして出発。

いこいの森までは林道を行き、そこから名松新道の急登が始まるのでアイゼンを装着。夏道と違いアイゼンを効かせながら尾根を直登して行くので非常に疲れる。仁王の松を越え、前山まで着くと真っ白な部子山へと続く稜線が見える。しかし、まだまだ直登は続く。更に薄い雲りがちの天気で、風も強く吹くので結構寒い。直登に飽きて、少しづつなだらかになってきたところで銀杏峰の山頂となる。

ここからが本番。銀杏峰の広大な雪原を過ぎると部子山へ続く真っ白な稜線が広がる。これが本当に見たかった景色!テンションが急激に上がる。

平行に見えた稜線は下りが続き、途中で後ろを振り返ると、銀杏峰もかなり雄大な山だということに気づかされる。更に下りが続き、段々この登り返しは嫌だなぁと思い始める。最後に山頂までの急登を登り切り、念願の部子山の山頂に立つことができた。残念ながら雲が多めで、展望はあまり効かなかったが、登頂できた達成感で非常に満足できた。

元々ピストンの予定であったが、銀杏峰に登り返す気力は残っておらず、更に先行しているパーティは全て周回しており、トレースも十分付いているので、急遽周回することに変更。時々、雲が掛かるとホワイトアウトの様になるので、トレースを見失わない様に慎重に下る。

周回は山スキーをしたら楽しそうななだらかな尾根で楽ができると思ったが、雪が踏み慣らさせてないせいか頻繁に踏み抜き、足を取られるので下山なのに結構体力を奪われる。小さなアップダウンがあり、何より長い。いこいの森が早い段階で見えていたが、全然たどり着けない。数カ所尾根が2つに分かれるところもあり、トレースが無ければ道迷いの可能性もあるので、初心者は周回はやめた方が良い。予想外に疲れ果て、藪っぽくなった後、谷を下ると宝慶寺に続く車道に出る。そこから15分程度で登山口の駐車場へ戻る。帰りは国道158号沿いの「ルポの森」というログハウス的な宿泊施設の温泉で汗を流し、岡崎へ帰りました。

感想

昨年登頂できなかった部子山に1年越しで登頂できて本当に良かった。1,500mにも達しない山だが、積雪の多さが加わることでとても素晴らしい山だと実感した。タフなコースでしたが、メンバーの皆様に助けられやり遂げることができ感謝です。体力が年々衰えていくが、この様な山行を続けていきたい。

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