親睦山行 五竜岳 G0稜とイグルー泊 2026.3.21-22

名古屋ACCのTさんとKさんとN田で五竜岳に行ってきた。元々イグルー泊の講習会をお願いしていたのがキッカケで、今回は見合わせて親睦山行の流れになった次第である。

3月21日
9:00 天気は良好だが風が強い。久しぶりの泊りでの雪山装備にフラフラ歩きしており2人に置いて行かれる。
13:30 何とか予定通り遠見池付近まで来てザックをデポして、明日の取付きまでトレースを付けに向かう。
まずは取付きを何処にするかを相談しながら、良さそうな降り点を考える。それに向かう最良のトラバースを考える。結果3本トレースを付けてしまったが、翌日はスムーズに取付きまで行く事が出来た。
16:00 やっとイグルーの作成。30分もすると日が落ちてしまい凄く寒くなる。イグルー本体はひとりで作るので私は外から穴を埋めるだけの係となった。それでも切り方を教わり楽しかった。さすが10作目との事で1時間で出来上がった。後は穴を丹念に埋める。
18:00 イグルーでの生活は初めてで思ってた以上に寒い。雪がずっとまとわりつくので寒いのが弱い私にとっては苦行だった。一応水作りが嫌になるといけないと思って水を担ぎ上げたのは正解だった。そのお陰で一応簡単に食事が出来た。それでも顔の手入れもコンタクトを外すのも、なにより食事をちゃんとするのも億劫で「明日はイグルーキーパーする」とずっとネガティブ発言をしていた。情けない。大事な水が凍っては困ると思いボトルを全てシュラフに入れて就寝。私の最強シュラフももってしても寒い。手は温かいのになんでだ?と原因を調べたらボトルの外側が凍っていたみたいで、シュラフの中で溶けて濡れてしまった。本当に色々が勉強になった。

3月22日
2:15 絶対に行きたくないと思うんだと思ったけど、意外と寝れてたみたいで元気が出ていた。ちゃんと準備を始める。とは言えほとんどが外に出ているのでテントより準備に時間が掛った。

4:30 予定より押して出発。

取付きまでは真っ暗

取付きまで上がると尾根なので明るく感じる。そこからも昨日のトレースが残っているのでそれを辿ってひたすらに高度を上げる。雪は程よく締まっていて爪が良く刺さる。

斜度も見上げる程キツくなく、うっすらと見えていた全貌が見えだしてテンションが上がる。

陽が登る。この一瞬はいつだって最高の時間

途中ブッシュ帯があるがまだ雪が乗っているのでさほど辛くない。

ブッシュ部分。後2週間もしたら雪は無くなってしまいそう

最後のG0の頭への斜面は一番キツかっただろう。時々凍っておりしっかりと爪を刺した。

その後は小さな雪庇を越えるのだが、アックスの使い方が上手くいかず、まだ技術が足りないなと実感した。


8:00 予定より早く頭を越えた。ゆっくり休憩して五竜岳頂上を目指す。ココからは一般道なので何人かとすれ違った。とは言え登りはいいけど降りないといけない。急なトラバースや岩稜帯側は隠れ凍結もあったりして技術や判断力は必要なルートだと思う。


9:40 五竜岳登頂。ここまで来ないと見えない北側の景色は夏よりもずっと綺麗でカッコ良かった。貸し切りの絶景の中酔いしれているが帰りが大変。

登頂!後ろは劔岳

ちょっと緩みだした雪は歩きにくく、白岳下部のトラバースは長くとにかく暑かった。サングラスをしてないのかと思うくらい眩しくて顔が痛い。初めて鼻の皮が剥ける程焼けてしまった。
13:00 幕営装備を整えて長く辛い帰路に着く。

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