Ver5.1のサンプル報告書

これは練習用の報告書です。
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  • 山行名……赤岳天狗尾根
  • 山域……八ヶ岳南部
  • 期間……2019年1月9、10日
  • 参加人数……2名 (CL.山本 SL.U田)
行動記録
  • 1/9(土) 岡崎(0500) === 長坂IC(0830) === 美しの森PKG(0835,0900) — 出会小屋(1140) — 天狗尾根取付(1240) — TS1(1410)<泊>
  • 1/10(日)TS1(0400,0630) — 下部岩稜帯(0800) ~~~ 大天狗手前(1030) ~~~ 小天狗(1130) — 主稜線(1150) — 真教寺尾根分岐(1225) — 樹林帯(1340) — スキー場トップ(1545) — PKG(1800) === 延命の湯(1900,1945) === 小淵沢IC(2000) === 岡崎(2315)<解散>
日誌

5時に岡崎を出て、美しの森PKGに0830着。9時に出発して地獄谷に向う林道を進み、1140に出会小屋着。既にテントが2張。小屋の中にも2張。今回は「待ち」があるだろうな、と感じた。
小屋前で一服し、赤岳沢沿いに上がっていき取付を探す。赤テープに「←天狗尾根へ」と見つけたが、資料によるともっと上ではないかと思い、あれこれ悩みながらもう10分ほど沢を詰め、広いルンゼから登ることにする。
登攀時一緒になったパーティと岩場で出会ったので取付について聞いたところ、その印のあった所も最初は急だが登りやすかったそうで、どちらでもよかったらしい。そちらのパーティは出会小屋から空荷で下見に来ていた。
1150に稜線に出て、急な樹林帯を登っていく。途中テントが張れそうな箇所はいくつかあり、1410に平らな場所を見つけ、予定より早いがここでテントを張ることにした。

大天狗手前の岩稜帯。右にフィックスがあるので、そちらから巻いた。

翌日、4時に起床したがテントを撤収して出発したのは0730になってしまった。食事中に2パーティがテント脇を通っていった。
おかげでトレースができており、それを追って登っていく。
樹林帯を抜けると1000にカニのハサミと呼ばれる尖った岩が見えた。天気がよく、八ヶ岳の主稜線もくっきりと見える。
先に進むと先行パーティがザイルを出して確保していた。我々もザイルを出して準備する。正面は大天狗。我々は右を巻いていった。

大天狗直前の3級。ハーケンもあり、ガバなので重荷でも行ける。この後は歩き。

私、U田の順で2ピッチで抜け、緩くなった所を少し歩くと大天狗の真下に。先行パーティの女性が最後の岩場で苦労していた。途中でアイゼンが靴からずれてしまったようだ。その場でアイゼンを外して登り直して抜けた。
III+と聞いていたが、ガバガバだったので重荷でも問題なく抜けられた。すぐ上に鎖がありそこでU田くんを確保。
そこを抜けると小天狗が見え、あとはザイルなしで急な岩場を歩いて登っていく。上には赤岳のピークも見える。

さすがに急登と高所なせいか足が重い。予定より1.5時間遅れてしまったので、赤岳のピークは諦めて、真教寺尾根の分岐で一服する。

真教寺尾根の鎖場。鎖で助かった。使えない箇所は結構怖い。ほとんどクライムダウンで降りた。

真教寺尾根の下りも急で、鎖場がずっと続いている。とても鎖無しでは降りられないので、見えている鎖を引っぱり出して恐る恐る降りる。一般ルートなのでトレースもあるだろうと思っていたがまったく無い。
途中で鎖が見つからない、先の斜面が見えない箇所があり、念の為ザイルを出したら、下から6人パーティが登ってきた。おかげでトレースができており、多少は気が楽になった。
樹林帯まで降りると、傾斜もずっと緩くなり、大休止して装備を外した。ここからは緩い下り、緩い登りがずっと続く。明るいうちに下りたいので飛して歩く。途中2張のテントがあった。陽が沈んだ1800に駐車場に着いた。恐らくツルネ東稜で降りたであろう前述のパーティも我々の撤収作業中に下山してきた。どちらで下っても同じようなタイムらしい。
小淵沢で温泉に入り、ほうとう屋さんで夕食を取ってから帰宅した。

感想

東京でも降雪の予報で寒さや天候を心配していたが、実際に来てみれば快晴微風の絶好のコンディション。取付でちょっと悩んだほかはスムースに登れて楽しいバリエーションでした。初日にもっとがんばってテントを上げておけば、明るい内に下山できたかな、と反省。
食材、行動食も余り気味だった。もっと軽量化、適量化を目指そうと思う。


ギャラリーも試してみました

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