250712-13_島々谷クラシックルート遡行

日時2025年7月12、13日
山域北ア
参加者Y本て、K林

日程

0712岡崎(0500) === 中津川IC(0600) === 道の駅賤母(0625) === 道の駅木曽福島(0715) === 島々谷P(0850,0910) — 発電所前(0950) — 二俣(1100)<入渓> — 一ノ沢出会(1240) — 瀬戸沢出会(1408) — ワサビ沢手前500mで幕営(1500)
0713TS(0430,0630) — 岩魚留小屋(0650) — 峠沢出会・登山道へ(0930) — 徳本峠小屋(1100) — 明神(1305) — 上高地BT(1350) —-新島々行きのバス(1440) === 安曇支所前(1537) — 島々谷P(1550) === せせらぎの湯(1605,1650) === 道の駅木曽福島(1805) === 餃子の王将中津川店(1915,1940) === 中津川IC(1945) === 岡崎(2045) <了>

日誌

ゲート奥の駐車場。10台はいけそう。

 朝5時にK林宅に寄ってピックアップ。岡崎ICから高速で中津川ICへ。19号と野麦街道経由で奈川ダムへ。いつもなら左へ曲って沢渡Pを目指すが、今回は島々なので右折する。これは初めて。しばらく下って郵便局のある島々の集落へ。そこで島々谷川沿いを少し上るとゲートがあり、鎖を(ちょっと手間取ったが)解いて開けて、車を中に入れる。そこからすぐ先に登山者、釣り人用のPがあるのでそこに車を停める。他に4台ほど。全部で10台くらいは停められそう。
 準備を済ませ、そのまま砂利道を歩く。すぐに釣り人発見。こんな近くでも、もう釣れるのだろうか。奥で工事をしているからか、道はしっかりしている。発電所の建物の手前には大きなラフタークレーンが停まっていた。発電所を越えてしばらくすると道が悪くなっていく。一箇所完全に道がザレで埋もれていたが、そこは新しい鎖が張ってあった。途中の木橋で、K林さんが乗った途端に板が割れて足が嵌ったこともあった。

ここは広いので明るいが、他はずっと木陰の中

 二俣で二人組の釣り人と出会う。彼らはここを拠点にして北沢、南沢で釣りをするそうだ。熊が出ると聞いて少しびびる。ここから入渓するので装備を変更する。
 沢に降りると両側が森なので暗く、流れも早いように感じたが、深さはなく膝下程度。大きな岩もないので、渡渉を繰り返しながらどんどん登っていく。いつもの沢登りなら大きな段差を乗り越えたりするが、今回はまったくそういう箇所はない。水がそこそこ冷たいので、できれば足以外は濡らしたくなかった。一度深い渡渉があってパンツまで濡れてしまった。
 さすがに後半では、でかい倒木が現れて下を潜ったり、乗り越えたり、時には大回りする事もあった。渡渉する時も、流れが結構早いので、足を滑らしたりすると流されちゃうかも、と思ったが、最悪全身ずぶ濡れになるだけで、溺れるような事はなかろう。途中、K林さんが段差を降りる時に、石が崩れて足に当たり悶絶する羽目に。ここからちょっとペースが落ちる。

今期2回目の焚き火。うまくいってよかった。

 予定では岩魚留小屋まで行くはずだったが、15時にいい感じの平地を見つけたので、そこをテン場とする事にした。さっそく新しいAR3テントを設営。
 樹林帯の中なので手首の太さくらいの枯れ木がたくさん落ちている。ちょっと湿っぽいものが多いが、とにかく集めて石を使ってバキバキ折っていく。たくさん集まったので、ダケカンバの皮を使って点火。うまくいった。
 湿っぽい木が多いので勢いはないが、ちょっとずつ足して確実な炎になった。落ち着いたのでビールで乾杯。
 K林さんは釣りを開始。私は火の番をしながら残ったウーロン茶で割ったウィスキーをちびちび飲んでいた。1時間ほど経ってK林さんが戻ってきたが、残念ながら釣果はゼロ。でもアタリはあったそうで。自分も道中で20センチくらいの岩魚は見てるんですが‥‥残念無念。とはいえ、今回は初沢登りなのもあって、荷物はなるべく減らしてきていて、調味料や包丁などは持参していないので、せっかく釣っても調理できないかも。
 米もしっかり水を吸ったであろうから炊飯を開始。焚き火の前での調理はなぜか楽しい。米が炊けたようなのでカレーの準備。と言っても、下茹で済みの野菜とサラダ豆、ソーセージしか具材がないので、お湯を沸かして多少煮込むだけで完成。4人前のカレーだったが完食した。米は明日の分を少し残した。
 空が暗くなるまで、焚き火の前ですごす。7時を回ってやっと暗くなってきた。K林さんより先にテントに入って眠ることにした。夜は結構寒く、夏用のシュラフをしっかり被って眠った。

岩魚留小屋。ここで幕営、排泄するなと書いてある

 朝0430にスマホのアラームで起きる。夜中は、背中が痛くて何度も寝返りをうっていた。目が覚めたらマットが完全に横にずれていた。そりゃ痛かろう。
 かなり寒くて、外での調理はやめてテント内でラーメンを2人前作って食べる。残った米をスープに入れて完食。前日干しておいた装備にまた戻し、テントを片づけて出発。
 寒いので沢はやめて登山道でしばらく行くと岩魚留小屋へ。正面を見るとまだカタチを保っているが、あちこち穴があったりしていて、屋根もたわんできている。ちょうど小屋のすぐ先に4mほどの滝があるのでここで巻いて、滝上で再度沢に入る。
 支流を越えるたびに少しづつ水が減ってくる。最後は登山道で急登を登るのだが、沢を歩いているので、右手にあるはずの峠沢、もしくは看板の類いを探していたが見つからず。スマホで地図を確認したら、もうここで曲らないといけないポイントだった。沢から上がれない段差があったので、少し戻り小休止。ここからは登山道で徳本峠に向けて急登をジグザグに登る。
 かなり道が細く、草で覆われているので分かりにくいが、ちゃんと踏み跡は続いている。樹林帯なので直射日光があたらないのが助かる。1時間半でぽっと徳本峠に出る。小屋はまだ営業しておらず、ちょうど小屋番さんが準備のためにごそごそしていた。ずっと昔に泊った、見覚えのあるテン場で大休止。服を着替えてゆっくりする。

明神に出るまえに休憩。明神岳がくっきり見えた

 あとは明神へ下ってバスターミナルに降りるだけ。ここから先は整備されたいい道なのでとっても気楽。明神まで降りると見慣れた林道。ここから先は登山者より観光客のほうが多く歩いている。さっさと歩いてターミナルへ。K林さんが受付で新島々行きのバスに空席がないか聞くと、1440発のバスなら乗れるらしく、その切符を購入。そのバスなら沢渡で乗り換えなくても島々に戻れる。40分ほどの待ちがあるのでノンアルで乾杯して、木陰でのんびりバスを待つ。
 同じ行き先のバスが3台あって、ほぼ満車の2号車に乗り込む。冷房の気持ち良さにうつらうつらしてる内に安曇支所前へ。我々2名だけ降車した。ほとんどが新島々駅へ行くのだろう。ザックはバス停に残置して、前日車を停めた場所まで歩く。ゲートでK林さんに待っててもらい、走って車へ。
 乗車後はすぐ近くのせせらぎの湯へ。風呂に入ってさっぱりする。
 帰路も同じく野麦街道、19号で中津川へ。インター横の王将で夕食。こちらの道は19号も含めずっと空いており、順調に岡崎に帰った。

感想

 このところの暑さにまいっていたのと、今期初の沢登りが泊まりの沢だったので不安もあったが、楽なルートでとっても楽しかった。日誌にも書いたがよじ登るような箇所はまったく無く、沢の脇には登山道がずっと沿っている。ただし登山道のほうはあちこち崩壊しているので、そちらの方が危険かもしれないが。危険もなく、釣りも楽しめるよい沢だと思う。一般道が通行止めの今こそ行くべき沢かも。

▼赤は1日目。青が2日目。軌跡はバスターミナルまで

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