| 日時 | 2026年2月22日(日曜日) |
| 山域 | 乗鞍北面・四ツ岳 |
| 参加者 | Y本、N島 |
日程
| 2月22日 | 柳川瀬公園P(0130) === 豊田東IC(0145) === 飛騨清見IC(0320) === 久手牧場前PKG(0520,0600) —夫婦松P(0850) — 大崩山分岐(1055) — 猫岳南西(1230,1255)<滑走開始> ~~~ 大崩分岐(1340) ~~~ 2152m地点(1420)<スマホ探しへ> — 2263m地点(1450)<スマホ回収> ~~~ 夫婦松PKG(1555) ~~~ 久手牧場前P(1730) === ひらゆのもり(1800,1910)<入浴> === かつ庵高山店(1955,2045) === 中津川IC(2210) === 豊田東IC(2350)<解散> |
日誌
深夜0130に柳川瀬Pに集合して出発。こんな時間に出るのは久しぶり。豊田東から東海北陸道で高山へ。いつもの道で平湯方面へ向う。ローソン高山丹生川店で朝食を取る。カップ蕎麦とおにぎりを車内で食べる。この時間だと登山口到着が早すぎると判断し、30分ほど仮眠する。それから登山口である久手牧場(くでまきば)の向いのPに移動。まだ他の車は一台もない。準備を終えた頃に空が明るくなってきて、ヘッデンを外して歩き始める。
登った人の軌跡をスマホとスマートウオッチに入れておいたので、それに従って久手牧場内を進む。途中かなりの急登があったが、トレースもあり、あっさり難所と思われる部分は通過できた。そこから先もトレースを辿って登っていく。道ができている箇所もあり、時間通りに夫婦松Pまで到達できた。
ここからは稜線に沿って登っていくだけ。風もなく、気温も高めなのでずっと薄着で歩く。標高が上ると穂高が見え、槍もくっきり見ることができた。大崩山(おおがれやま)の分岐で、ソロの山スキーヤーと出会う。我々はそのまま山でなく、スカイラインの道沿いを歩いて先に進む。傾斜が緩いので歩くのは楽だが、たぶんボードでは滑って降りられそうにない。この道の部分でかなり時間を使ってしまう。
大崩山の西の、以前テントを張った箇所で、なんと白い雷鳥が2羽、我々を迎えてくれた。私は真っ白の雷鳥を見るのは初めてかもしれない。急いでスマホを出して写真を撮るが、逆光が眩しすぎて画面がまともに見られない。かつ近づくと逃げてしまう。まあ、その逃げる姿もかわいいのだが。

猫岳西面のカーブを越えてやっとお目当ての四ツ岳の全貌が見えた。しかしここから1時間以上はかかりそう。以前登った時より雪が少なく岩が見えている。道路の雪は前回より明らかに多いのだが‥。道路部分は恐らく私のボードでは滑って降りられない、歩いて下るだろうから時間がかかると判断し、ここで写真を撮って引き返す事にした。

板を準備して滑り出すものの、50mほどで止ってしまう。N島くんには先に行ってもらい、再度スノーシューに戻して大崩山分岐まで歩いて下った。一休みして、ボードを準備して滑り降りる。しかし疎林とはいえ、ボードではまともにラインを描けず、また登りの踏み跡から絶対に離れたくないので、なかなか思ったように滑れず、何度も転倒する。その度に立ち上がるのにも苦労する。実はこの時にスマホを落していた。
道路に出たので一服しようとしたら、ここでスマホを落とした事に気付く。N島くんには待ってもらい、空荷で登る。トランシーバーを持ってきていたのと、スマートウオッチで「スマホを探す」機能がある事、落したのは派手に転倒したあの時だろう、という判断があった。自分の滑走跡を辿って歩き、最初の転倒地点まで来るもスマホはない。舌打ちをして先に進む。滑り出して初っ端にひっくり返った所まで来て、ここに無かったらもうダメかな、と思って足元を見ると、スマホが平らに落ちていた。
再度N島くんと合流し、ボードを装着して滑り始める。とにかく登りのトレースから離れないように気をつかって滑るので、なかなかスピードを出せない。もちろん木がうるさいのもあるし、傾斜が一定でないので何度も板を外して少し歩き、また履いて滑るをくり返すのでスタミナを消耗する。アミノバイタルを3本持ってきたがここで尽きた。
やっとの思いで夫婦松Pまで到着。ここから先は傾斜があるので、ここまでのような苦労はなかろう。休憩しているとスキーヤーとボーダーがやって来た。いかにこのルートがボーダーにとって苦行だったかを語るが、まったくもって同感だった。彼等はもう林間ルートはこりごりだったようで、スカイラインルートで下ると言ったが、我々はこのまま牧場へ下ることにした。道路だと相当な遠回りを強いられるし、傾斜が緩すぎるので私は行こうとは思わない。それを進言すべきか悩んだが、彼等は先に言ってしまった。あと、中国人かどうか分からないが、ソロの登山者も降りてきており、すたすた歩く彼に我々は追い付けなかった。
滑り出して最初は樹林だったが、5分ほど我慢したら、かなり傾斜のある、そこそこ開けたルートになった。多少はまともにターンして滑る事ができる。一気に標高を下げていく。朝、牧場を抜けるための急斜面の上に出た。私はそのまま下ることにしたが、N島くんは林道沿いに大回りして下ることにした。かなりの急傾斜なのでボードを横にしたまま、ずるずると降りる。陽があたる場所なので雪が完全に緩んでおり、危くはないが難しい。危険な箇所を抜け、あとは林道沿いにワンフットで行ける所まで降り、最後は歩いてPに到着。道具を片付けていると、3分もしないでN島くんも到着した。相当、遠回りさせられたのに早いね、と聞くと、林道がカリカリに凍っており、かなりスピードが出せた、だたしボードだと滑れないかもとの事だった。
なんとか暗くなる前に下山できてほっとした。我々の車しかそこになかったので、他のスキーヤーはとっくに下山したのだろう。例の二人がこのPから出発したかは分からないが、我々より早いとは思えない。
片付けが終わり、ひらゆのもりへ移動。かなり車が多かったが、奥のほうへ停めて温泉へ。混んではいたが広いので快適に入浴できた。夕食もここで済ませようと思っていたが何人も並んでおり、ここでの食事は諦めた。
LINEからの情報で東海北陸道が事故渋滞なのを知る。一旦、高山市まで下って、食事もそこで取ることにした。かつ庵でとんかつを食べる。まだ渋滞が解消していなかったので、R41、R257を下呂経由で帰ることにした。道中、雨が降ったりやんだりしていた。時間が遅いのもあって車は少なかった。中津川から高速に乗り、柳川瀬公園で解散した。
感想
天気が心配だったが、当日は快晴で風もなく、登りはとても順調だった。綺麗な穂高連峰も見られて、白い雷鳥も見られて最高だったのが、帰りは苦行以外のなにものでもなかった。もう二度とボードでは行かないだろう。ただし歩いていく分には、危ない箇所がなく最高の景色が味わえるので、スキーか歩きだったら何度でも来たい所だと思う。
