220611_元越谷 沢登り

毎年恒例で、暑くなるとてっちゃんが計画を出していた元越谷。巡り合わせが悪く、一度も行けないままでした。今回チャンスが巡ってきて参加させてもらいました。てっちゃん、暑くなったら今度は一緒に行こうよ。


山行名元越谷 沢登り
山域鈴鹿
期間2022/6/11(土)
参加人数3人

行動記録

6/11(土)
岡崎==豊田==安城==豊明IC==菰野IC==ミニストップ==鈴鹿スカイライン==林道==ゲート(8:57)--入渓点(9:24)~~大高巻き(9:40~10:04)~~元越大滝(10:18, 10:44~10:52)~~仙ノ谷出合(11:26)~~引き返し(11:47, 11:58)~~千ノ谷出合(12:11, 12:27)~~堰堤手前の支沢を登る(12:34)~~林道に乗り上げる(12:42)--ゲート(13:43)==アクアイグニス==ラーメンちゃん菰野店==四日市IC==豊明IC==安城==豊田==岡崎


日誌

◆林道
未舗装で、穴ぼこや沢のえぐれがそこそこ深い。車高が低い、アプローチアングルが小さい車は苦しいかも。

◆林道ゲート (8:57出発/計画から57分遅れ)
ロープを忘れてきたことに気付く。ひ~ん。「自分で担当を振り分けて、自分で忘れるヤツいる?(笑)」とツッコむ民衆。まあそう言いなさんな、勇者だってフツウの人間なのだ。忘れものくらいするさ。
忘れ物っていうか、まあ事情があったりはするんですけどね。そういうのも、ちょっとずつの積み重ねで徐々にパーティとして出来上がっていくものだと僕は思っています。30mのケブラーはあるし、無理はしないと決めて出発。

「ロープないよね?」ザックをまさぐる勇者。


◆入渓点 (9:24通過/56分遅れ)
ゲートの目の前に沢へ下る道があるけれど、どうせすぐ先で堰堤に阻まれるので、ガイド本通り「右岸から入る枝谷を見送った先」から入るのが良さそう。傾斜の緩いところを拾って、難なく沢へ下れる。ここを過ぎると林道が上に上がっていって、沢との標高差が大きくなってしまうので、ここしか無い。


◆大高巻き
堰堤をいくつかまとめて左岸から巻いた。本当に大高巻き。「こんなに標高上げていいの?」って思うくらい上がった。GPSを見ると40mくらい?途中でトラバースして偵察してきたけれど、悪いので、大高巻きで正解なんだと思う。尾根状の地形を登り、登り切った感じのところで左に方向を変える。GPS頼りに堰堤を過ぎたのを確認して、比較的傾斜の緩い沢を選んで下った。ロープが要るような斜度ではなかったかな。

「だいぶ上がったけど、いいんだよね??」


◆大高巻き~元越大滝
今日は日が出ていないし、気温もそれほど上がっていない。濡れたくないので、ひたすらへつる。分かっちゃいたけど、暑いときに来るのがいいんだろうな。

「濡れたくねぇな。どっちをへつる?」


「右かな。」
「じゃあおれは左を。」


◆元越大滝 (10:18到着/68分遅れ)
10人くらいの先行パーティに追いついた。30分弱の待ち時間。
我々は、ロープがないので、滝のすぐ右側を巻いた。巻きなら、一般的にはロープは要らないと表現されるかな。もし滝の中を登るなら、僕はロープが欲しい。

(まじかー、先行パーティ大軍勢じゃん・・・)


◆元越大滝~仙ノ谷出合 (仙ノ谷出合11:26通過/76分遅れ、大滝の待ち時間26分を除けば、50分遅れ)
大軍勢の前に出させてもらった。相変わらず絶対濡れたくない人(後に、どうでもいいところで転んで濡れたのは内緒)と、濡れることにそこまで抵抗のない人と、積極的に飛び込んでビチャビチャになったアホ。好みは人それぞれですな。

「泳ぐのは好きだけど、今日は寒いんだよね」
「いや絶対濡れたくないからへつるし」


(寒いのにアイツまた飛び込んでるよ、バカなのかな・・・。写真撮っとこ。)


◆仙ノ谷出合~引き返し
予報通り、雨が降ってきた。この先雨は強くなるだろうし、計画に対してなんだかすげー遅れているし(あとからちゃんとカウントすると、出発が遅いのと先行パーティの滝通過待ち時間だけで、そんなに遅れていない)、エスケープするなら仙ノ谷くらいしかないし、うん、まあ、もういいんじゃない?という雰囲気になって仙ノ谷から林道に上がることにする。

「こういうところハーケン効くかな?」


◆仙ノ谷出合
寒い。ちょっと休憩して、カップ麺を食う。暖かいものが有難い。写真を撮ってフォークで食う人、立って割りばしで食う人、座って木の枝で食う人。好みは人それぞれですな。

「ロープはないけど、割りばしならあるよ?」
「関係ないけど、帽子がお揃いなんだよね」


◆仙ノ谷~林道
地形図を見ると堰堤の近くは登山道と標高差が小さいので、少し先へ行けば楽に上がれるだろうと踏んで、もう少し上へと歩く。左手に人工物を発見して、歩けるところを適当に歩くと、すぐ登山道だった。登山道は、はっきりと道の形状はあるが、明らかに長い間手入れがされておらず、これでもかというくらい、道のど真ん中にも松の木が生えまくっていた。

◆林道ゲート (13:43/37分早着)
雨が本降りに。雨の中沢装備を解除すると、脛当ての中などから大量のヒルが・・・。1人あたりで5匹くらいは連れてきていたよね?幸運にも被害はなかったけど、見るだけでも気持ちがいいもんじゃない。
あと、除去したヤツをそこに残置しないでくれよ。私は全部ゲートの向こうに放ってやりました。

220611_元越谷 沢登り” への5件のフィードバック

  1. めっちゃ面白い報告ありがといや、色々と楽しかった‼️こうやって絆が深くなっていくんです。取ったやつを放置して、ウニウニ動いてて後悔したごめんごめん。良き教訓だね

  2. 3つ目の堰堤は、以前は右手に結構怖い高巻きして残置で降りてましたが、台風で右岸が崩れて、そこも通れるようになってました。巻きは左手右岸の方がおすすめ。また大雨で地形変ってるかもしれんけど。

  3. 楽しい山行報告ありがとう。
    以下は個人的な意見として書かせていただきます。
    ロープ忘れてごめーん!
    除去したやつ残置してごめーん!
    ラーメン立って食べて行儀悪くてごめーん!
    ありがとうございました!

  4. みんなのおかげで山行が楽しかったから、そういう報告になったんだよ、きっと。また遊んでおくれ。
    ふたりは釣りやるし、魚野川行きたいんだよね。あなた釣る人、わたし食べる人。うひひ。

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