221014-15_中央アルプス周回 空木岳-越百山

中央アルプス周回

空木岳‐越百山

伊奈川ダムのゲート前から入山し、あまり活用出来ない自転車を引いて長い林道を進む。自転車をデポした後もひたすら長い林道歩き。やっと登山道に入ると1500mの高度を急登で登り詰めると空木岳。その稜線は程よく岩稜がMIXしたカッコいい山々が連なる。眼下には程よく色好き始めた紅葉。見渡すと南アルプスの遠望が望め、その奥には富士山も見える。八ヶ岳に奥秩父、稜線北の木曾駒ケ岳の向こうには乗鞍岳や穂高も見えた。その左手にはどっしりとした御嶽山が終始見えていた。

予定より早く進めたので空木駒峰ヒュッテで泊まる。空木岳で燃える様な夕陽をのんびりと眺め、北岳の横からの眩しい朝陽を眺める。ホシガラスとイワヒバリが楽しそうに飛び交う。のんびりと過ごす頂上での時間…こんな贅沢は無い。アプローチが悪いだけに稜線を思う存分堪能した。岩稜帯が続くがハイマツ帯を歩くのが主で危険個所はほぼ無い。が、背より高いハイマツへのストレスはあるけど。

ふみさんと冬に来た越百山に到着するとあの時を思い出す。冬とは随分見た目が違うルートを歩くも、下山の急坂は変わらない。久しぶりに腿が筋肉痛になった。それ位の激下りではあると思う。

空木岳へあと少し
燃える夕陽
朝陽を望む
行く仙涯嶺を望む。この山行で一番カッコいいシルエットだった。

行程

伊奈川ダムゲート前(7:20)-自転車デポ(7:50)-金沢土場(9:15)-木曽殿山荘(13:45)-空木岳(15:15)-空木駒峰ヒュッテ(15:20)泊

空木駒峰ヒュッテ(5:30)-赤梛岳(7:05)-仙涯嶺(8:50)‐越百山(10:10)-南越百山(10:30)-越百小屋(11:20)‐福栃平(13:30)-伊奈川ダムゲート前(14:30)

水場を考えるとこの南下の周りが良いかと思ます。ただ6合目の渡渉は結構バランス必須です。早々に諦めるのも手。木曾殿山荘の冬季小屋は収容数多いのも良き。先に進む場合空木駒峰ヒュッテは詰めて4人が限度。その先はテン場適地は皆無。無風なら南駒ヶ岳と越百山の頂上なら平たい。

ソロ山行 西田

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