日時 | 2023年6月16日 ~ 17日 |
山域 | 南八ヶ岳 |
参加者 | 西田恵 |
日程
16日 | 自宅(0700) = 舟山十字路P(1030,1100) – 西岳(1350) – 青年小屋(1440) |
17日 | 青年小屋(0405) – 権現岳(0530) – キレット小屋(0640) – 赤岳(0830) – 中岳(0915) – 阿弥陀岳(1000) – 御小屋山(1155) – 舟山十字路(1240) =自宅(1630) |
日誌
16日 自宅は快晴だったが…予報通り関東寄りは雨が残っていて道中の高い山は全部ガスの中だった。あのガスの中に行くのかぁと覚悟を決めて出発。早々の渡渉は増水で躊躇う感じだった。林道を進むと直ぐに冬道の踏み後を見つけてしまい…地形的に安全そうなので尾根を進んだ。急登と多少の倒木程度でそれなりに歩けた、が、晴れたと思ったら小雨が降り出した。レインを着るほどではないのでウィンドブレーカーと折り畳み傘でしのぐw
小屋の手前に乙女の水がある。青年小屋のテン泊はココで給水しないといけないみたい。悩んだが持っている水で明日も足りそうなのでそのまま進む。青年小屋は私にとって初めて目にした山小屋だ。応援も兼ねて歩荷した1リットルのビールの他にも追加でビール購入。誕生祭の焼肉と共に満喫する。夕陽の頃にはガスも晴れ、赤く染まる富士山を堪能した。
17日 下界が暑いと山の装備に悩む。寝入りは寒くてレインも着てザックに足を入れて防寒する感じだった。良くも悪くもギリギリだった。4時に出発も途中でモルゲンロートを迎える。まぁそりゃそうだと思うけど登頂と共に朝陽である必要も無いとも思いながら、富士山と南・北アルプスが焼ける素敵な空間を歩く。同じ道を歩きたがらない私だが、3方からの攻めな感じで権現岳に3回目の登頂をした。良し!よくやった。と思ったw
赤岳へのこのルートは2回目。キレットのパラパラする岩は相変わらずだけど、自分の歩行能力は低下してんなぁ…と萎えながらも右手に広がる沢山のバリエーションルートの尾根を眺めると…いつか歩きたいなぁと欲が出る。さてと赤岳を登らないトラバースルートが復活していたみたい。赤岳はとても繁盛していたので省いても良かったかも?とか思いながら、赤岳をこっちから下った事が無かったのでまぁそれはそれでいいかとも思った。阿弥陀岳の繁盛も凄くて、ヘルメットを忘れてしまったが落石が無くて良かったと安堵した。何尾根でしたっけ?意外と悪くて気を使った。岩稜帯が過ぎてもヌルヌルが続いて気を使った。やっと落ち着いた頃に大事件発生したけどそれはコレを読んでくれた人との酒の肴として取っておこうと思う、ただの笑いネタでしか無いのだわw
早く下山出来たので地産の販売所で野菜買って、お風呂は入らずにテントを干しに家路に急いで着いた。
感想
数年前からずっと歩きたくてあたためていた計画。やっとこさ行けた。(第一希望の反対周りだけどw) 最近思い物担いで無いし岩稜帯やん。って思ったけど計画より早く歩けて安堵した。早く歩けることが重要では無くて、あくまでも自分の技量を把握するバロメーター。重さもコンパクトにまとまってた感あるし、とりあえず良かった。2日後筋肉痛が出てきたのは毎週末山行かないとどうにもならないヤツだでしゃぁなしだわ。八ヶ岳へのアタックルートは沢山あるのでまた計画出します。良かったら賛同ください。