240530_御在所前尾根↑前壁ルンゼ↓

日時2024年5月30日
山域鈴鹿山脈
参加者CL・K藤(勇)、N田、M

日程

5月30日岡崎・小牧=蒼滝大橋🅿︎06:20-日向小屋06:30-熊岩06:40-藤内小屋07:00-藤内壁出合07:20-藤内壁一の壁(P7〜P2)07:40〜13:30-藤内壁出合14:40-藤内小屋15:00-日向小屋15:20-蒼滝駐車場15:30=岡崎・小牧

日誌

裏道登山口すぐ横の蒼滝大橋🅿︎も平日ということもありスペースあり。余裕をもって11時間の行程のスケジュールを立てて出発。2日前の大雨により?いつもより水が多めで少し心配ですが前尾根の岩は乾きやすいという事で!

日向小屋〜藤内小屋と進みますが、K藤さんが昔の土砂崩れ、小屋の場所の話してくれました。それだけでなく、来るたびに整備が進み橋が2本になっていました。

藤内壁出合の看板を見るといつも気が引き締まります。ここで一本休憩をとって前尾根に取り付きます。この時点で、前方にも後方にも登山者はいなさそうなので、かなり安心でした。ロッククライマーにはならないと思うけど、そういう山には興味がある。

P7: 地面も岩もウェットなためリスクは取らずP7は一段上がったところからスタート。最初が難しいという事なので次回チャレンジしてみたい。中腹からスタートもオニギリ部分は少しコツがいるような感じではあるものの新歓の岩練のおかげで最初はスムーズにスタート切れました。

P6: ノーマルルートからのチムニー。感動的に楽しかったピッチ。まさかあのように登るとは思ってもいなかったし、荷揚げも初めての経験でとってもワクワクしました。ボルダリングジムでもない、南山でもない経験でした。

P5: P5手前のトポもない歩けるところをリード練習させてもらった。その後、とんでもなくロープを絡ませて団子になった。その後もロープが絡まり、解くのにとっても苦労した。ロープの上下を間違えたり、束ねてコンテする際に束を崩してしまいごちゃごちゃに…

P4: 1番簡単なノーマルルートをリードさせてもらった。ロープワーク、支点構築含めマルチのシステムを完全に理解できていないのももちろん、毎回スムーズにいかず。壁からのロープの長さやら、ビレイの位置やらなんだか上手くいかず…後続パーティーがいなくて本当によかったなぁと。

P3: スラブ壁、這いつくばって登った。N田さんのロープは振られる感じになっておりほぼフリーの状態で登攀。こういう時の対処法が理解できていないのでどうすればよかったのかな?と考えてみたけど、結局分からず。P3登り切るとヤグラがかなり近くなり大興奮。去年通常の登山道からヤグラの近くに行った際にはまさか前尾根を登り切ることは思っていませんでした。

P2: ヤグラの真下に立つと改めて「おー!」と。リードのK藤さんのムーブをしっかり見て、N田さんからアドバイスをもらい、ゆっくりと登攀。1箇所勇気のいるムーブが必要でかなりファイト一発で上がった。頭をぶつけて正座になってしまいそのまま登り切ったらヤグラのてっぺんに登頂できました。

N田さんはアプローチシューズを持って登攀。ヤグラ登った後は懸垂ではなく歩いてヤグラの下に戻り前尾根完了です。こんなに長い時間クライミングシューズを履いていたことがないので、かなり足が痛かった。

下山は前壁ルンゼを使ってサクサクと下山。結局前尾根では誰とも出会わず貸し切りで風もなく天候にも恵まれ最高の日となった。全行程9時間、初めての前尾根、K藤さん、N田さん、本当にありがとうございました!

感想

今年度の目標としていた御在所前尾根。4月からは自分なりにジムや南山で練習をして全部セカンドであればという事で今回どれだけ出来るかは分からないもののK藤さん、N田さんのダブルサポート付きで行って来ました。登攀力はもちろんロープワークやマルチのシステムをしっかり理解してスムーズにできるようにならなければなと思った。引き続き練習をして再来しようと思う。クライマーにはならないと思うけど、山に登るための手段としてのクライミングは本当に楽しいなとつくづく思いました。沢登りにも繋がると思うので…頑張ります!

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください