泊まりで考えていた今週末の沢の計画、ずっと晴れ予報だったのでボケーっと生活していました。
なんですが、いざ、木曜日にGPVを見ると、どうやら土曜日から日曜日にかけて、前線の通過がありそうに見えて、急に私が弱気モードに。日帰りとした上に、行き先も、標高差が半分程度で済むカンバタ谷に変更して、土曜日にささっと行くことにしました。
石徹白 倉谷 カンバタ谷
山域 | 両白山地 |
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期間 | 2023/9/30(土) |
形態 | 日帰り沢遊び |
参加人数 | 3人 |
行動記録
9/30(土)
豊田東IC==白鳥IC==石徹白登山口(7:43)--倉谷出合い(7:59)--林道跡終点(8:25)~~カンバタ谷出合い(10:52)~~大きなナメ滝巻き終わり(11:41)~~神鳩ノ宮避難小屋(14:01, 14:20)--石徹白登山口(15:45)==かみほの湯==しょうりゅう 郡上店==富加関IC==豊田東IC
日誌
石徹白登山口-0:15-倉谷出合い
僕らが到着したときに登山口の駐車場にとまっていた車は10台程度。モゾモゾと準備をしていたのは、登山客よりも釣り師が多そうでしたね。林道を1km強下流へ戻って、橋の手前で林道跡へと入っていきます。
倉谷出合い-0:25-林道跡終点
途中までは、刈り払いがなされた痕跡が明確にありました。もはや、とても車が通れるような状態ではないけれど、人間が歩く踏み跡としては十分に明瞭です。地形図で林道の終点にある堰堤の上に、すんなり出られます。
林道跡終点~2:15~カンバタ谷出合い
地形図上ひとつめの堰堤は、流れが変わってしまったのか、ただの水溜まりになっていました。ふたつめも左から余裕で巻けますね。
釜をもつ4mくらいの滝は、濡れたくない一心で、取り付きもせず左から巻いてしまいました。盛夏ならトライはしたと思うけれど、おれに突破できるかは分からないですね。巻きはまあ普通、という感じで、嫌らしい感じはないです。
カンバタ谷の出合いは、見逃しやすいというレポの通り、確かに、第一感はインゼルで、あまり二俣っぽくないです。尾根の末端の背が低くなだらかなのと、二俣の角度が浅いからでしょうか。
カンバタ谷出合い~0:45~大きなナメ滝の巻き
カンバタ谷に入ってまもなく、大きなナメ滝が現れます。ナメ滝より、もう一段手前の小滝左の小沢を使って巻き上がりましたが、一ヶ所、ほんの一瞬の念のため、肩がらみで後続を確保しましたが、十分沢慣れしているメンバーなら、要らないかな、という感じです。右側の尾根に踏み跡があるけれど、途中で見事にロストしました。滝の落差分の標高はすぐに稼げるものの、全然距離が足りず、しばらくはなかなか沢床に戻れずで、意外と大きめの巻きになりました。巻いているうちに本流から分岐してきた枝沢に一旦降りて、小尾根を乗り越えて本流へと戻ります。
白飛びしてしまって、写真には写っていないですが、この後ろに大きなナメ滝。
大きなナメ滝の巻き~2:00~神鳩ノ宮避難小屋
ナメ滝を巻いたら、あとは歩くだけです。わりと上流まで水が多く、釜も所々にありました。先頭を歩くと、蜘蛛の子を散らすように逃げていく魚影をたくさん見かけましたね。徐々に灌木が覆いかぶさって、うるさくなってきます。
地形図1,450m付近の二俣は、気付かないうちに通過してしまいました。帰宅後に、Web等高線メーカー(元データは国土地理院の標高タイル)で描画してみたところ、その方が感覚と近いように感じたので、地形図はあまり正しくないかもしれません。
神鳩ノ宮避難小屋下の水場へと向かう二俣には、赤布がつけられています。赤布には苔が生えていたほどだったので、古くから入渓者がいるのかもしれませんね。ここから10分ほどで避難小屋にたどり着きます。
神鳩ノ宮避難小屋-1:25-石徹白登山口
一般登山道を下って駐車場へと戻ります。避難小屋に着いたところで、パラパラときましたが、すぐに止んでくれました。紅葉には早いですが、オヤマリンドウが紫の花をつけていて、秋を感じました。
【おまけ】しょうりゅう郡上店
昼と夜の間も通しで営業しているので、ヘンな時間に下山してしまったときでも食事にありつける、ありがたい中華料理屋さんです。白鳥IC近くのかみほの湯から下道45分、もう少し近ければ。からあげ定食はモリモリですよ。