231104_晩秋 癒しの沢上谷(ソーレ谷) で沢遊び

日時2023年11月4日 (土)
山域奥飛騨 沢上谷
参加者K野(リーダー)、N原、N澤(記)

日程

11月4日柳川瀬公園(0400) === 豊田東IC === 飛騨清見IC(0530) ===沢上谷退渓点P(0630,0715) —沢上谷入渓点(0820,0840) — 五郎七郎滝(0925,0935) — 岩洞滝(1100,1130) — 簑谷大滝高巻き(1230,1330) —退渓点(1430) — 沢上谷退渓点P(1445,1515) === 恵比須之湯(1530,16:30) === 豊田東IC === 柳川瀬公園(2030)

日誌

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天気:曇り。気温:13度。
3連休2日目、県道89号の脇にある沢上谷退渓点Pに順調に到着。晩秋にもかかわらず暑い日が続いていたがさすがに朝7時は肌寒い。このまま沢に入れるのだろうかと心配になりながら、まずは6キロ程林道を歩いて入渓点へ向かう。


入渓点も数台駐車可能なスペースがあり、誰かがテント泊した形跡ある。支度をしていよいよ入渓。11月の渇水期でまずはくるぶしまで水に浸かるが思ったほど寒くなくて安心になる。N原さんはおニューのフェルト靴で参戦。岩質はその昔上宝火砕流でできた溶結凝灰岩らしい。入渓点はごろごろした岩もたくさんあったが五郎七郎滝の二俣より五郎七郎滝方面や上流はいよいよナメ。滑りだしたら止まらなさそうで少し緊張もしたが、巻きにはしっかりした踏み跡や危険個所はロープが張ってあるところもあった。何より紅葉がきれいだし、ナメが綺麗で興奮した。

本日の目玉①ナメが見事な五郎七郎滝、振り返ると紅葉。ナメの上にも落ち葉。滑らないように歩く。 

本日の目玉②岩洞滝の見どころは滝の裏側に回れるところ。渇水期のそれはまるで紅葉をレースカーテン越しに見るような景色でとても綺麗。

続いては本日の目玉③の簑谷大滝高巻き。沢からの踏み跡は落ち葉のせいかわかりづらくK野さんの続いて高巻きへ。少し歩くと踏み跡を発見したためその踏み跡を頼りに歩くが途中でまた見失ってしまう。
K野さんのアドバイスに従い断崖の下へ行くと人が通れる道がある。そこから滝を巻いて滝上流部へ70mほど下降。ログではFIXロープがあるというがなかなかみつけられなかった。私はナメのルンゼの左側を木やササを慎重につかみながら下山しているとFIXロープを発見。助かった。強度を確認すると私は全力でロープをつかんだ。K野さんとN原さんはロープのない右側を慎重に降りて行った。なかなかの斜度だったと思う。

最後に名もなきナメ。左岸にFIXロープがあるがずいぶん古く、上部の岩と擦れる部分や結び目が毛羽だっていた。なるべく荷重をかけないように慎重に上った。

それからあとはご褒美のナメ歩き。緊張から解放されて、退渓点まで晩秋の沢上谷を再び楽しく歩いた。

感想

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以前から行ってみたかった沢上谷。11月は寒すぎて凍えるのではないかと心配していたが、たまたま暖かい日が続いていたおかげで寒くもなく紅葉がとても綺麗ですごく楽しかったです。他パーティもおらず貸し切で、紅葉の時期の沢の楽しさを教えていただきました。危険個所にはFIXロープがあるため補助として安心して登れますが、最後のFIXロープはだいぶ劣化していたので今後山岳会でよく行くようなら付け替えてもいいなと思いました。

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